女性は男性に比べると、筋肉量が少ないため、新陳代謝がわるく体が冷えやすいといわれています。
また、妊娠中はホルモンバランスが崩れたり、運動不足になったりと、血流のめぐりも悪くなります。
冷え性が妊婦さんに与える影響は、腰痛、むくみ、お腹の張り、便秘など、さまざまな症状を引き起こします。
手足が冷える冷え性だけでなく、自分では自覚のない内臓の冷え性があります。内臓が冷えてしまうと、卵管や子宮など生殖器の働きが悪くなります。
また、冷えによって筋肉が固くなり、難産になることもあるようです。
冷え取りをしたことで、安産だったというママ達も多くいるようなので、早産や出産のリスクを減らすためにも、冷え性を改善しましょう。
①温かい食べ物選ぶ
暑い夏に収穫されるトマトやキュウリ、スイカ、メロンなどの食材は、体を冷やすといわれています。反対に、寒い冬に収穫される人参、南瓜、ねぎ、大根などは、体を温める食材といわれています。
料理を作るときに、体を冷やす食材を避けるように、意識しながら体を温める食材で料理を作るようにしましょう。
②ストレッチやウォーキングをする
妊娠すると体が自由に動かないので、長時間同じ姿勢になり、足がむくんだりお腹が張ったりします。
運動をすることで血流の流れがよくなり体が温まります。激しい運動はいけませんが、軽くウォーキングをしたり、ストレッチをしたりするようにしましょう。
③シャワーで済まさず湯船につかる
忙しくてシャワーで済ませているという方もいますが、湯船にゆっくりつかることが冷え性に効果的です。
熱いお風呂が好きな方もいますが、冷えには38~40℃の温度が効果がるので、ぬるめのお湯につかるようにしましょう。