妊娠するとお腹の赤ちゃんに栄養を届けるために血液が増加したり、体は赤ちゃんを育てる準備をはじめるため、ホルモンの分泌が盛んになります。
血液の多くは水分なので、それが原因でむくみを引き起こしたり、ホルモンの働きには、水分を蓄えようとする働きもあるのでむくみやすいのです。
また、運動不足もむくみの原因で、妊娠中は普段よりもむくみやすい体になります。
妊娠後期になるとむくみがひどくなる場合もあるので、今のうちにむくみを改善しておくようにしましょうね。
まず、むくみを改善するために、生活習慣を見直してみてください。
塩分の多い食事は、むくみの原因となります。カリウムを含んだ食べ物は、塩分を排出する効果があるといわれていますので、積極的に食べるようにしてみましょう。納豆やトウモロコシ、果物ならメロンやバナナがおすすめです。
料理を作るときは、塩分控えめで出汁で味付けをしたりして工夫してみてくださいね。
次に、座りっぱなしや立ちっぱなしなど、同じ姿勢にならないように注意してみましょう。軽くストレッチしたり、着圧ソックスなどを利用して、下半身に水分がたまらないように意識してくださいね。
ウォーキングなどの軽い運動を取り入れて、血行をよくすることでむくみを改善しましょう。つわりなどがあり体調がすぐれないママは、足をあたためるなどしてもよいかもしれませんね。
妊娠初期の段階では、お腹はまったくめだたないけど、ゆったりとした締めつけのない楽な服装で過ごしましょう。体を締めつけることで血行も悪くなるので、妊娠初期であっても、マタニティウェアを着用するとよいでしょう。
その方が、長くマタニティウェアも着ることができるのでいいですよね。